奄美市 令和初日に臨時窓口 11町村は宿直対応

2019年04月23日

政治・行政

改元日の5月1日に臨時窓口を開設する奄美市役所市民課=22日、同市名瀬

改元日の5月1日に臨時窓口を開設する奄美市役所市民課=22日、同市名瀬

 あと1週間ほどで平成が終わり、新元号「令和」が始まる。初日の5月1日は大安に当たることから、行政窓口には婚姻届などの提出が増えることも予想される。奄美の自治体では奄美市名瀬総合支所が臨時窓口を開設予定。市総務課は「節目の日をそれぞれの思いで大切に迎えてほしい。市もそのお手伝いができれば」と話している。その他の11町村は通常の祝日と同じ日直、宿直体制で対応する予定という。

 

 奄美市は午前8時半から午後5時15分まで、本庁舎2階の市民課窓口を開庁する。住用、笠利両総合支所は宿直受け付けのみ。

 

 対応業務は▽各種証明発行(住民票、戸籍謄・抄本、印鑑証明等)▽戸籍届け出(婚姻、出生、死亡、離婚等)▽離島航空割引カードの発行、更新。

 

 開庁時間外の戸籍届け出等は通常通り宿直対応とする。平成最後の日の4月30日や、令和に切り替わる5月1日午前0時なども同様。

 

 市市民課によると、市民の問い合わせも増えている。担当者は「どれだけの人が来るか予想はつかないが、当日は職員5人態勢で対応したい」と語った。

 

 また、改元に伴うシステム改修については多くの自治体が対応済みで、1日は「確認のため職員が出勤する程度」(自治体担当者)としている。