市議選告示まで1週間 奄美市
2019年10月13日
政治・行政
任期満了(11月19日)に伴う奄美市議会議員選挙は20日の告示まで1週間に迫った。今改選から定数が2削減され、「22」のいすを巡る争いには現職新人合わせて24人が立候補の意思を示しており、少数激戦となる公算が大きい。勇退が見込まれる現職7人の票の行方も注目される。
立候補を予定しているのは現職17、新人7の計24人。いずれも11日までに市選挙管理委員会事務局を訪れ、届け出に必要な書類等の事前審査をほぼ済ませた。
各陣営とも市内各所に後援会事務所を次々開設し、臨戦態勢に入っている。現職はこれまでの実績などを訴え、新人は知名度アップに力を注ぐ。
政党支持者や所属組織、地縁・血縁などを基盤とした得票争いとなりそうだが、現職の大量勇退を受けて8月以降に立候補の意思を固めた新人もおり、混戦模様となっている。
政党別にみると自民10人、公明4人、共産2人、社民1人。7人は無所属での立候補の見込み。
地区別は名瀬20、住用1、笠利3。性別は男性22、女性2。年代別では30代1、40代5、50代8、60代8、70代2となっている。
立候補の届け出は20日午前8時半から午後5時まで、市役所5階会議室で受け付ける。期日前投票は21日から26日までで、市役所は午前8時半~午後8時、住用、笠利両総合支所は午前8時半~午後6時となっている。
投票は27日午前7時から午後6時まで市内33カ所で行われ、午後8時から名瀬小学校体育館で即日開票される。
9月1日現在の選挙人名簿登録者数は3万5916人(男1万6976人、女1万8940人)。