愛称は「こそだてらす」 子育て世代包括支援センター命名式 天城町
2021年03月10日
政治・行政
天城町がこのほど愛称を募集していた町子育て世代包括支援センターの命名式が9日、町保健センターであった。愛称は富山美穂さん(29)=同町天城=が発案した「こそだてらす」。保健行政関係者は妊娠期から子育て期まで切れ目ない支援に向け気持ちを新たにした。
子育て世代包括支援センターは2020年4月から、町保健センター内に整備した。より利用者に親しまれる施設にしようと、町は同年8月から約1カ月半、愛称を公募。島民から8件の応募があり、このほど町職員や民生委員などの投票で決定した。
命名式には愛称の応募者など約10人が出席。森田弘光町長は「こそだてらすが子育ての拠点となり、皆さんに親しまれる施設になれば」とあいさつ。3歳の娘を持つ富山さんへ、記念品として絵本が贈られた。
こそだてらすは「子育て+照らす」の造語。発案した富山さんは「子育てに関わるすべての人を温かく優しく照らし、心地よくなれる場所になってほしい」と述べた。