新旧鹿児島女性副知事が抱負
2018年10月05日
政治・行政
鹿児島県初の女性副知事を務めた小林洋子氏(52)と後任の中村かおり氏(46)が4日、そろって会見した。小林氏は女性活躍の顔として取り組んだ2年間の県政を振り返り、「現場の経験を忘れず、鹿児島の応援団として力を尽くしたい」と語った。
小林氏は印象に残っていることとして、県幹部の「イクボス宣言」を挙げた。「男尊女卑の風土を感じたことがあるか」という質問には「男尊女卑を感じたことは一度もない。男女間のギャップもあり、コミュニケーションを図ってほしい」と答えた。
2人は厚生労働省の先輩・後輩の関係。中村氏は「尊敬する先輩の後任に選ばれて光栄。主婦や生活者の視点を生かし、県政の発展に貢献したい」と話した。