明治維新150周年 鹿児島を活性化/大島紬姿の職員も、県庁仕事始め式
2018年01月05日
政治・行政
鹿児島県の仕事始め式は4日午前9時から県庁講堂であり、職員約700人が出席した。三反園訓知事は明治維新150周年を観光振興など鹿児島の活性化につなげる決意を示した。華やかな装いで新年を迎えようと、大島紬姿で式に臨む職員の姿も見られた。
三反園知事は「どんどん」「一緒に」を県政運営のキーワードに挙げ、「守りを固めながらいいものを輸出する知恵が必要。鹿児島のポテンシャル(潜在的な能力)を生かせるかは皆さんにかかっている」と呼び掛けた。
大島紬に袖を通したのは10年ぶりというかごしまPR課の船迫田鶴さん(46)は「寒さが気にならないほど着心地は温かい。1年の始まりとあって心が改まります」と話した。