村制110周年で決意新た 大和村
2018年11月26日
政治・行政
大和村の村制施行110周年記念式典が25日、同村思勝の村体育館であった。島外在住の出身者を含め村内外から約300人が出席。110年の歩みを振り返りつつ節目を祝い、さらなる村勢発展への決意を新たにした。大和村は1908(明治41)年、島しょ町村制施行に伴い、大和浜方を大和村に改めて発足。2015年国勢調査人口は1530人。
式典では冒頭、村の110年の歩みを編集したスライドを上映。児童生徒5人が村民憲章を力強く朗読した後、先人へ黙とうをささげた。
伊集院幼村長は村勢発展に貢献した先人に感謝の意を表した上で「宝物である豊かな自然や伝統文化を継承し、小さくとも光り輝く村づくりを推進する」と語った。
来賓で金子万寿夫衆院議員、三反園訓知事(代読)、禧久伸一郎県議があいさつ。金子氏は「島っちゅ(群島民)が持つ幸せ感を大事に大和村が今後も発展することを期待する」と話した。
村勢発展に功労のあった1団体10人に表彰状を贈呈。記念フォトコンテスト入賞者の表彰もあり、入賞作品10点が会場内に展示された。
祝賀会では、島唄や大和浜棒踊り保存会の演舞、村観光大使で奄美大島出身の歌手城南海さんらの音楽ライブなどがあった。
被表彰者名は次の通り。(敬称略)。
▽地方自治功労 永田武光、池田幸一、民文忠、勝山浩平、梅畑茂和、鬼塚兵市、伊村光志▽社会福祉功労 晨原政代、喜島スガ子▽村体育協会優秀スポーツ団体表彰 大和中学校バドミントン部▽優秀スポーツ選手特別賞 杉島大翔