松くい虫、徳之島で被害拡大/群島全体は減、照葉樹回復も
2017年05月23日
政治・行政
県大島支庁林務水産課は2017年3月末現在の「松くい虫」被害状況をまとめた。それによると、奄美群島全体の被害容量は4万2700立方㍍で、前年同期に比べて1万4500立方㍍減少した。奄美大島では奄美市笠利町など北部で被害域が拡大しているが、瀬戸内町など南部では、松の枯死によって被害木が減り、照葉樹の回復も見られる。一方、徳之島では徳之島町と伊仙町で被害が前年同期の3倍近くに達し、依然沈静化に至っていない。