滝沢市長とエール交換 奄美市の朝山市長
2019年05月11日
政治・行政
29日の住民参加型スポーツイベント「チャレンジデー2019」(同実行委員会主催)を前に朝山毅奄美市長は10日、対戦相手となる岩手県滝沢市の主濱了市長とインターネット回線を利用して会談し、健闘を誓い合った。
チャレンジデーは人口が同規模の自治体間で対戦相手が設定され、15分以上継続して運動した住民の参加率を競う。
奄美市の過去の成績は5勝5敗。昨年の参加率は49・5%で、勝ち越しを狙う今年は参加率55%を目標に設定した。
岩手県北西部に位置する滝沢市は人口5万5千人。5年前の市制施行までは「人口日本一の村」として知られていた。
会談では人口の話題で盛り上がり、主濱市長は「4月に新たな小学校を開校した」と紹介した。初参加のチャレンジデーについては「さまざまな団体に声を掛けて頑張りたい」と意気込みを語った。
朝山市長は世界自然遺産登録を目指す動きから交流人口が拡大していることなどを説明。来年のかごしま国体もPRしつつ「大会に弾みをつけ、住民の健康増進を図るためにも挑戦したい」と話した。
奄美市は29日、1千人ラジオ体操祭やシルバー元気塾などを開催する。個人やグループでの運動も参加率にカウントできるため、主催者は報告を呼び掛けている。
報告先は電話0997(52)1111奄美市教育委員会スポーツ推進課。