選挙は無(6)違(1)反(8)で 知事選前に啓発活動 奄美市明推協議会

2024年06月19日

政治・行政

「四ない運動」の実践を呼び掛ける奄美市明るい選挙推進協議会の屋宮重藏会長(写真中央)ら=18日、奄美市名瀬

奄美市明るい選挙推進協議会(屋宮重藏会長)は、市が定める「選挙無(6)違(1)反(8)の日」に合わせて18日、奄美市名瀬の中心商店街周辺と笠利町のAコープ前で選挙違反を防止する啓発活動を行った。

 

「選挙無違反の日」は1984年、当時の過激な選挙を問題視した奄美市議会が「贈らない、求めない、受け取らない選挙風土の確立を目指し、明るい選挙の実現に努力する」という「選挙浄化市民宣言」を採択したことを受け、定められた。

 

20日の県知事選挙告示(7月7日投開票)を前に、屋宮会長ら明推協のメンバー約50人は名瀬と笠利それぞれの地区で啓発活動。名瀬の中央通りアーケード周辺では、メンバー35人が「贈らない」「求めない」「受け取らない」に「棄権しない」を加えた「四ない運動」を訴え、街頭でティッシュペーパーを配り、明るい選挙を呼び掛けた。

 

知事選告示後の29日、7月4日には同所で投票への啓発活動も行う。