地域の魅力看板で発信 龍郷町
2020年04月02日
政治・行政
龍郷町は3月31日までに、町内全20集落に観光案内看板を設置した。史跡や名所のほか、ガソリンスタンドやトイレの場所も紹介。町は「集落散策にも役立てて」とアピールしている。
各集落の地域資源の発信や交流人口の拡大、観光客の受け入れ態勢充実などが目的。2019年度奄美群島成長戦略推進交付金を活用し総事業費1293万9400円のうち、国が2分の1、県が10分の1を補助した。
看板の大きさは縦1・5㍍、横2・5㍍。国道、県道沿いなど目立つ場所に設置した。内容は同町が昨年作成した観光ガイドブックとも連動。集落の見どころなどを記載した地図や各名所の説明のほか、町全体の地図もあり観光客にも現在地が分かりやすいよう工夫されている。担当者は「地域の奥まで入り込んで魅力を感じてほしい」と語っていた。