奄美市議選、定数22に24人立候補
2019年10月21日
政治・行政
任期満了に伴う奄美市議会議員選挙(定数22)は20日告示された。予想の24人(現職17、新人7)が立候補し、27日の投票日に向けて1週間の選挙戦がスタートした。市町村合併後、4回目となる今回は定数が2減。24議席を26人が争った前回(2015年)同様、少数激戦となった。
立候補者の党派別内訳は自民10(現職10)、公明4(現職4)、共産2(現職1、新人1)、社民1(現職)。前回に比べて自民は1人増、公明、共産、社民は同数だった。7人(現職1、新人6)は無所属での立候補となった。
地区別は名瀬20、住用1、笠利3。性別は男性22、女性2で、年代別にみると30代1、40代5、50代8、60代8、70代2となっている。
各陣営はこの日午前8時半から市役所で立候補を届け出た後、事務所前や公園で第一声。世界自然遺産登録やそれに伴う地域活性化、産業振興、教育・福祉の充実、自衛隊問題などを公約に掲げて「よりよい奄美をつくっていく。最後の最後まで力添えを」などと支持を訴えた。
今回は現職7人が勇退、新旧交代が進むとあって各陣営とも活発な前哨戦が繰り広げられた。
期日前投票は21日から26日まで。市役所は午前8時半~午後8時、住用、笠利両総合支所は午前8時半~午後6時となっている。
投票は27日午前7時から午後6時まで市内33カ所で行われ、午後8時から名瀬小学校体育館で即日開票される。
19日現在の登録有権者数は3万5983人(男1万7025人、女1万8958人)。地区別は名瀬3万87人、住用1123人、笠利4773人。
前回(2015年)の当日有権者数は3万5900人で、投票率は70・77%だった。