県内感染者200人超 奄美5市町村で36人 新型コロナ

2022年01月19日

政治・行政

【鹿児島総局】県と鹿児島市は18日、新たに237人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。このうち奄美群島在住者は5市町の36人。県内の新規感染者が200人を超えたのは昨年8月25日以来。クラスターが確認された鹿児島市のほか、霧島市でも急激に感染者が増えている。

 

奄美群島の新規感染者の内訳は▽奄美市27人(10歳未満から80代までの男女)▽龍郷町4人(10歳未満から30代までの男女)▽宇検村2人(50代と60代の男性)▽徳之島町2人(10未満男性と30代女性)▽瀬戸内町1人(50代女性)。

 

群島内の新規感染者を年代別にみると、10代未満と10代、40代が各8人、20代1人、30代4人、50代2人、60代4人、80代1人となっている。

 

他の自治体で感染が確認されたのは鹿児島市97人、霧島市43人、鹿屋市13人、薩摩川内市11人、出水市7人、志布志市と姶良市で各6人、曽於市4人、日置市3人、枕崎市2人、いちき串木野市、南さつま市、南九州市、大崎町、肝付町各1人。県外は4人となっている。

 

感染者の累計は1万840人。17日現在、医療機関に128人が入院し、418人が宿泊施設に入所、429人が自宅待機。重症者はなく、酸素投与が必要な中等症者は8人。

県は18日、同日発表された奄美市の感染者の中に大島支庁の職員1人が含まれていることを発表した。