IT社が喜界町に進出

2020年03月11日

政治・行政

立地協定を結んだVⅰtalizeの道畑社長(右)と川島町長=10日、喜界町役場町長室

立地協定を結んだVⅰtalizeの道畑社長(右)と川島町長=10日、喜界町役場町長室

 喜界町は10日、ソフトウエア開発などを行う㈱Vⅰtalize(ヴァイタライズ)=本社東京、道畑健輔社長=と企業立地協定を結んだ。町役場であった協定式で、道畑社長は「皆さんの期待に早く応えられるよう頑張りたい」と抱負を語った。同町と立地協定を結んだ企業は3社目。

 

 ヴァイタライズは2018年1月に創業。ソフトウエア開発のほか、ホームページの制作やウェブコンサルティングなどの業務を行っている。道畑社長らによると、喜界町湾に事務所を置き、当初は5~10人程度の雇用を目指す。1~2カ月の研修を経て業務に携わってもらうという。

 

 協定式で川島健勇町長は「新しい仕掛けや町振興の原動力になると期待している。町としても皆さんが喜界に来てよかった思える環境整備をしていきたい」と話した。

 

 同町は15年12月に企業立地等促進条例を制定。雇用促進奨励金や事務所施設の家賃補助などの支援制度を設けている。