島の活気に感謝 関東天城町会が総会
2024年10月02日
郷友会
関東天城町会(里村哲正会長)は9月23日、東京都品川区の品川区立総合区民会館(きゅりあん)で第68回総会・懇親会を開いた。町出身者や2世、3世のほか、島ファンら約220人が参加して親交を深めた。
里村会長はあいさつで、トライアスロン大会開催に沸いた故郷の近況や、柔道家の徳三宝の生涯を描いた漫画の完成などを報告。「1年に1度の懇親会で大いに楽しんでほしい」と呼び掛けた。
総会では、役員改選で峰岡睦久さんを新会長に選んだと報告。峰岡新会長は「奄美群島の日本復帰後、昭和30(1955)年に発足した会。島から出てきた仲間を受け入れ、励ましながら活動してきた先輩たちの思いを引き継いで尽力していきたい」と述べた。
来賓あいさつで森田弘光天城町長は、8月下旬から複数の台風の接近があったものの大きな被害は出ていないと報告。防災を含め、地域の安全・安心への取り組みを強調した。
懇親会では、琉球舞踊の伊是名の会が闘牛をモチーフにした「ワイド節」を元気よく踊って会場を盛り上げたほか、奄美出身の久永さとみさんや屋宮弘孝さん、唄者の森田美咲さんらがステージを披露。最後は恒例の「ワイド節」と「六調」を参加者全員で踊り、来年の再会を誓い合った。