「海の日」記念式典 奄美市
2019年07月19日
地域
海の日(15日)にちなんだ記念式典が18日、奄美市名瀬のホテルであった。奄美群島内の海事関係者ら約50人が出席。豊かな海の恵みを次世代に伝えることを誓い、海事功労で4人を表彰した。
海の日は海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願う日。1996年に制定され、今年で24回目を迎える。式典は奄美海上保安部と奄美市で構成する実行委員会が主催した。
江藤隆志奄美海保部長は「奄美は自然や歴史、文化、日々の生活と海との関係が強いつながりを持つ地域。海上交通や漁業、マリンレジャーなどさまざまな活動に利用される身近な場所であり、海難が発生する危険な場所でもある。今後も地域の海の安全安心を守っていく」とあいさつ。
朝山毅市長は「海洋資源の確保や防衛面、人の交流や物流からも重要な地域。先人から受け継いできた地域の資源を守り、次世代へ確実につなぐことはわれわれの責任。海の日を機に一人一人が再認識し、これからの地域を考えるきっかけになれば」と述べた。
被表彰者は次の通り(敬称略)。
▽海上保安庁長官表彰 有村忠洋▽第十管区海上保安本部長表彰 渡立▽奄美海上保安部長表彰 川島健勇▽海上保安協会会長表彰 有村忠洋、豊栄二郎