こいのぼり、有志が大和川に 大和村、コロナ収束願う横断幕も
2021年05月05日
地域
5日の「こどもの日」を前に、大和村大和浜の大和川の上を優雅に泳ぐ、大小約70匹のこいのぼりの群れがお目見えした。3日、村内の有志団体が設置。まほろば橋の欄干には、新型コロナウイルスの早期収束を願う横断幕も掲げた。
有志団体は「大和ショッカーズ」。地域の活性化や困り事解消のためのボランティアなどを目的に、村内の若い世代を中心に昨年結成。「あまり目立たず、影ながら地域を盛り上げる」をコンセプトに活動している。
こいのぼりは、メンバーのつてをたどって島内の家庭を回り、子どもが成長して使わなくなるなど家の中に眠っていたものを借り集めた。
同団体は「子どもたちに喜んでもらうとともに、感染症予防の啓発も兼ねてこいのぼりや横断幕を設置した。こいのぼりの提供に協力してくれた人たちに感謝したい」としている。
こどもの日に合わせて今後も続けていく予定。より広く協力を募り、こいのぼりも徐々に増やす考えだ。