こいのぼり作りに挑戦 奄美市・配田が丘きょら会
2019年01月22日
地域
配田が丘きょら会(恵孝司会長)は21日、奄美市名瀬の配田が丘きょら館でこいのぼり作りに挑戦した。同会が取り組む寺子屋活動の一環。講師に招いた奄美高校家庭クラブの生徒たちと地元の小学生ら約20人が交流を深めながら、こいのぼり作りを楽しんだ。
同会は安勝・石橋・久里の3町による合同会。地域間交流を目的に月に1度、地区在住の小学生を対象とした体験活動を実施している。
こいのぼり作りは毎年恒例の活動。同地区でこどもの日に合わせて開催している「新川こどもまつり」で新川に掲げている。
この日は、小学生らが手のひらに絵の具を塗り、約4㍍ある真っ白な布の上にうろこ模様に見立てた手形を次々と押して色付け。2月の寺子屋活動で仕上げるという。今回は赤色のこいのぼりになる予定。
奄美小3年の宮崎由衣さん(9)は「絵の具が冷たくて気持ち良かった。完成が楽しみ」と笑顔。奄美高校家政科2年の仲田憂雅さん(16)は「子どもたちの笑顔がいっぱいで楽しかった。いいこいのぼりにできるように丁寧に仕上げたい」と話していた。