にっぽん丸寄港、花火で歓迎 名瀬港
2018年10月25日
地域
クルーズ客船「にっぽん丸」が24日夜、奄美市の名瀬港に寄港した。入港に合わせて約900発の花火が打ち上げられ、夜空に大輪の花を咲かせて乗客や市民を楽しませた。
奄美市紬観光課によると、クルーズ客船入港に伴って花火が打ち上げられるのは同港では初めて。
花火はにっぽん丸が入港した後、午後9時50分ごろから打ち上げられた。海岸を訪れた市民や乗船客約400人は約20分間の音と光のショーを堪能。海面を色鮮やかに染める花火の光に大きな歓声を上げた。
にっぽん丸は今回、「秋の奄美大島クルーズ」と題し、4日間の日程で航海している。23日夕に岡山県の宇野港を出港。25日夕には、最終目的地の高知県高知港へ向け名瀬港を出港する予定。
同観光船バースには2018年度、クルーズ船延べ18隻、乗船客2万2千人の寄港を予定している。