シラヒゲウニ漁解禁
2014年07月02日
地域
奄美群島で1日、シラヒゲウニ漁が解禁された。奄美大島北部の海岸では、住民らが水揚げされたウニの殻を割って身をすくい出し、パック詰めなどの作業に追われた。
シラヒゲウニは基本的に漁協組合員以外の採捕はできないが、奄美漁協(奄美市笠利町)は2008年から許可証を兼ねた帽子を販売して一般にもウニ漁を開放。期間は9月30日まで、日の出から日没まで漁ができる。
龍郷町安木屋場海岸では近所の町田照文さん(70)と律子さん(70)夫婦が仲良くウニ漁。律子さんは「殻を割る作業が大変。年々少なくなっているけど、濃厚な甘みがあって味は最高」と話していた。