スモモ、今期は順調に成長 大和村、久しぶりの豊作期待

2021年04月05日

地域

直径2~3センチに成長したスモモの実=4日、大和村思勝

直径2~3センチに成長したスモモの実=4日、大和村思勝

 4月に入りスモモが緑色の実を着け始めている。産地の大和村では各園地で、成人の親指ほどの大きさに成長した果実がたくさん見られる。5月から色づき始め、6月下旬ごろ収穫期を迎える。

 

 暖冬の影響などで昨年、一昨年と連続して不作が続いた奄美のスモモ。今期はここまで順調に成長しており、久しぶりの豊作が期待されている。

 

 村役場を退職後、思勝の父の畑を継いだという同村の神田雄一さん(62)は「就農2年目の素人だが、昨年と比べると花も実も着き方がまるで違うのが分かる。今後はアオバトによる食害も警戒しつつ、摘果作業に取り組みたい」と話していた。