ダイバーが海清掃 龍郷町倉崎海岸
2020年05月15日
地域
龍郷町内のダイビングショップでつくる龍郷ダイビング組合(前田聡代表、約20人)が14日、同町芦徳の倉崎海岸に集まり、海中と海浜清掃を行った。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、4月から休業状態が続くが、「いつでも再開できる美しい海に」と収束する日を心待ちにしている。
同組合を組織するダイビング業者9社は、多くが31日まで休業中。「ただ待つより、できることをしたい」と海浜清掃を企画した。14日は倉崎海岸に13人が集まり、ごみ袋を手に、空のペットボトルや発泡スチロールなど、漂着ごみを収集。ダイビングスーツを着けたメンバーは、海中の清掃も行った。
前田代表は「緊急事態宣言が解除され、観光客が自由に動けるようになる日まで、奄美の海をきれいにして待っていたい」と話した。