ノーリフトケア/奄美中央病院の取り組み

2016年04月05日

地域

職員対象のノーリフトケア講習会

職員対象のノーリフトケア講習会

 奄美市名瀬の奄美中央病院(友野範雄院長)で、「持ち上げない看護、抱え上げない看護」を理念とするノーリフトケアの取り組みが進んでいる。ノーリフトケアは医療・介護職の労働環境改善(腰痛予防)や患者のQOL(生活の質)向上につながるとされ、全国での関心も高い。同病院では2011年の新築移転を機に福祉用具の導入や職員研修を進め、14年10月には「ノーリフト宣言」をした。関係者は「経営者や管理者側の理解も不可欠」と語る。