ハンドメード作家交流座談会 奄美市
2018年07月15日
地域
奄美大島と関東のハンドメード作家らの交流座談会が12日、奄美市であった。手作りのアクセサリーや小物をインターネット上で販売している作家ら20人が集い、会員制交流サイト(SNS)などを活用した販売促進方法などについて意見を交わした。
奄美市は「フリーランスが働きやすい島」を目指し、日本最大規模のハンドメード販売サイト「minne(ミンネ)」を運営するGMOペパボ㈱と2016年に連携協定を結んでいる。
交流会は、協定が2周年を迎えたことをきっかけに実施。同サイトが毎年開催しているコンテストの大賞・金賞の受賞作家2人も来島した。
参加者は最近小物作りを始めたという人から、複数のサイトで広く販売を展開している人までさまざま。SNSの活用の仕方について「他の作家と交流できる」「購入者と話して声を商品作りに生かせる一方、数が多いと返信などが負担になる」などの意見があった。
大島紬の糸などを使ったアクセサリーを販売している市内の作家は「運営陣と直接話せてよかった。伝統工芸に力を入れると聞いたので、紬のアクセサリーの展開を増やしたい」と話した。