中村・名瀬両小の交流支えよう 練馬奄美会が総会
2024年10月04日
地域

ものまねなど多彩な舞台で盛り上がった練馬奄美会=9月23日、東京都練馬区
練馬奄美会(山田達郎会長)は9月23日、東京都練馬区の区役所本庁舎で第44回総会・懇親会を開いた。練馬在住、在勤の奄美出身者ら約70人が集い、島唄や踊りなどで楽しく交流した。
同会は、奄美出身で1973年から練馬区長を務めた田畑健介氏を励ます会として75年に創設された。都内唯一の区単位の郷友会で、現在、会員は150人。
総会・懇親会には練馬区立中村小学校の中村真人校長や教員たちも参加。同小は、奄美群島の日本復帰の際に児童らを「少年使節団」として奄美市の名瀬小学校に派遣して以来、70年以上にわたり交流を続けている。
山田会長はあいさつで中村小と名瀬小の交流が続いていることに触れ、会への参加を歓迎するとともに、今後も両小の交流促進を願った。
懇親会は、奄美2世の池田麗奈さんと3世の小幡美紀さんの島唄「朝花節」でスタート。奄美大島出身のミュージシャンらによるステージや、フラダンス、ものまねなど多彩なステージが披露され、参加者らはにぎやかに懇親。最後は全員で八月踊りと六調で締めくくった。