余震続き奄美に一時帰省

2016年04月21日

地域

母親らと再会し、笑顔を見せる秀岳館高サッカー部の(左から)吉田優伍君と可実希音君=20日、奄美空港

母親らと再会し、笑顔を見せる秀岳館高サッカー部の(左から)吉田優伍さんと可実希音さん=20日、奄美空港

   熊本地震の影響で、同県八代市にある秀岳館高校に進学している奄美出身の生徒が20日、余震が続く被災地から一時帰省した。サッカー部に所属する16人。4人が飛行機で親元に戻り、12人が同日夕、鹿児島新港から定期船に乗り名瀬港に向かった。奄美空港で吉田優伍さん(3年)=小宿中出身=を出迎えた母親の麻子さん(44)は「顔を見てほっとした。学校側の対応に感謝したい」と安堵(あんど)の表情を見せた。