創立60年記念式典・祝賀会 改名し新たな歩み 名瀬与論会

2025年02月07日

地域

関係者約100人が出席した名瀬与論会の創立60周年記念式典と祝賀会(提供写真)=2日、奄美市名瀬

名瀬与論会(川畑文敏会長、会員98人)の創立60周年記念式典と祝賀会が2日、奄美市名瀬のホテルであった。総会、敬老会も兼ねており、同日に会の名称を「奄美与論会」と改名。60年の節目を祝うとともに、新しい名称の下で、さらなる会の発展を誓い合った。

 

式典・祝賀会には会員のほか、全国与論会の役員や、来賓含め約100人が出席した。

 

物故者への黙とうの後、川畑会長が式辞。三反園訓衆院議員、田畑克夫与論町長、安田壮平奄美市長が祝辞を述べた。

 

60周年記念誌実行委員長を努めた高井直人さんと、瀬戸内町立図書館・郷土館学芸員の町健次郎さんによる記念講演もあった。

 

祝賀会は、遠矢節子さんのかぎやで風で幕開け。鹿児島与論会顧問の嘉味田洋佑さんの乾杯で開宴し、飲食を楽しみながら懇談した。

 

島唄やお楽しみ抽選会で盛り上がり、最後は東京与論会顧問の竹本登さんの音頭で万歳三唱し、にぎやかに締めくくった。

 

川畑会長は「他の会と同様に私たちの会も高齢化で厳しい状況だが、今回の式典、祝賀会は、名称を変えて新たな一歩を踏み出す決意表明のような場になったと思う。今後も会員、関係者の皆さんと一丸となり、盛り上げていけたら」などと語った。