加計呂麻島に新ターミナル 来夏完成、10月利用開始へ 瀬戸内町瀬相

2023年09月16日

地域

鉄筋コンクリート平屋建てでバリアフリーのスロープも備えた加計呂麻島ターミナルの外観完成イメージ(瀬戸内町提供)

瀬戸内町は加計呂麻島瀬相地区で新たなターミナル施設の新築工事に着手する。鉄筋コンクリート造りの平屋建てで延床面積は430・21平方メートル。切符売り場や待合所のほか、住民サービスフロアや農産物保管冷蔵庫などを完備。今年9月の一部の工事契約から始まり、2024年8月に施設完成を予定。24年10月からの利用開始を目指す。

 

15日、町議会定例会で、電気設備工事の請負契約締結議案が可決された。議場で施設の概要や完成イメージ図などが示された。

 

施設には多目的フロアなどもあるほか、古仁屋の役場まで大島海峡を渡らなくても住民票などが受け取れる住民サービスフロアも設置。悪天候時に「フェリーかけろま」が欠航した際、農作物を出荷できずにいた農家を救済するため、野菜や果樹を一時的に大量に保管できる農産物保管冷蔵庫も備える。

 

車いすでも利用しやすいよう、バリアフリーの設計で、レンタサイクルや電動アシスト付き自転車「eバイク」などを貸し出すスペースも確保。無線でネットワークを接続するWi│Fiも完備する。

 

住民からの要望も強かった駐車場スペースの拡充についても、現在の60台分から82台分(敷地内16台、敷地外66台)へ広げられる。

 

瀬戸内町建設課によると、新築工事は建築工事と電気工事、設備工事の三つがあり、15日に議会で可決されたのは電気工事のみ。12月までに建築工事も締結し、本格的な基礎工事に着手する。

 

概要は町広報誌9月号に掲載している。同課は「工事期間中、利用者には工事車両や騒音で迷惑を掛けるがご理解とご協力をお願いしたい」と話している。