喜界で最大瞬間42・2㍍/台風18号
2014年10月06日
地域
大型で強い台風18号は5日、強い勢力を保ったまま奄美地方の東海上を北上し、同日未明から昼すぎにかけて喜界島と奄美大島を風速25㍍以上の暴風域に巻き込んだ。喜界島で午前5時45分、10月の極値を更新する最大瞬間風速42・2㍍を観測した。午後10時半現在、人的被害などは報告されていない。
名瀬測候所によると、奄美地方の最大瞬間風速は5日未明から明け方にかけて徳之島以北で30㍍を超え、奄美市笠利町でも10月の極値となる39・1㍍を観測。奄美市名瀬で35・2㍍、天城町でも30・3㍍を記録した。
台風に伴う発達した雨雲が流れ込んで局地的に激しい雨が降った。瀬戸内町古仁屋で午前7時14分までの1時間に24・5㍉を記録し、午前時10分までの24時間雨量が97・5㍉に達した。