多彩なステージで魅了 レーザーショーに打ち上げ花火も 伊仙町ほーらい祭

2024年11月04日

地域

多彩な演者が出演して盛り上がったほーらい祭のステージ=3日、伊仙町面縄

第36回伊仙町ほーらい祭(同実行委員会主催)が3日、同町の面縄港の特設会場であった。島内のダンスや太鼓グループのステージやカサリンチュの朝光介さんら特別ゲストが祭りを盛り上げたほか、同祭り恒例の花火大会とレーザーショーで観客を魅了した。

 

ほーらい祭は例年、7月の最終日曜日に実施していた夏祭りイベントだったが新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響による中断を経て、暑さや台風などの影響も考慮して2022年から秋の開催に移行した。

 

ステージは町内保育園の児童らのお遊戯とダンスでスタート。徳之島DANSING、黒潮太鼓、駒夕理教室、ミュージックワイドの面々が出演したほか、カサリンチュの朝光介さん、レゲエシンガーのTAKAFINさんが祭りに花を添えた。

 

祭りのフィナーレは恒例のレーザーショーと花火大会。会場に詰め掛けた多数の観客らは秋の夜空を彩る華やかな音と光の共演に歓声を上げた。

 

実行委員長の大久保明町長はあいさつの中で「会場の面縄港を大型クルーズ船が着岸できるよう改修することがほぼ決まった」と報告し、「今後も若者が帰ってこれる島づくりに努めたい」と述べた。