大人の自覚持ち新たな一歩 名瀬地区「新成人のつどい」 奄美市
2019年01月04日
地域
奄美市名瀬地区の「新成人のつどい」が3日、奄美文化センターであった。晴れ着に身を包んだ新成人たちは大人の自覚を持ち、将来の夢に向かって新たな一歩を踏み出した。
新成人335人(男160人、女175人)が出席した。朝山毅市長は「若さあふれるエネルギーで人生を謳歌(要ルビ・おうか)してほしい」と激励した。
新成人を代表して生田加那実さんは「奄美で育った誇りを胸に、夢である看護師を目指す」、前川大成さんは「向上心を持って一人前の大人になることを誓う」などとそれぞれ意見発表した。
式典は新成人と中高生でつくる実行委員会(成田海斗実行委員長)が企画・運営した。紬を着た新成人は133人(男69人、女64人)で、着用率は39・7%(前年度比16・9ポイントアップ)。
今年は開催日を昨年までの5日から3日に変更した。市教委は変更理由を▽5日は仕事や学校の始業日の関係で式に参加できない新成人がいる▽市内3地区の成人式を同日中に実施するため―などとしている。
※着用率 前年度22・8%