奄美トレイル住用スタンプラリー始まる
2018年12月15日
地域
奄美・沖縄の世界自然遺産登録を見据えて「奄美トレイル」が選定された奄美市住用町で12日、現地ガイドの案内で希少な動植物や景勝地を訪ねて歩く「ガイドさんと歩く奄美トレイル スタンプラリー」が始まった。来年2月28日まで。参加してスタンプを集めるとオリジナルトートバッグや缶バッジなどの景品がもらえる。主催者は「地名の謎や歴史、珍しい植物など、意外と知らない地元の魅力に触れられる」と参加を呼び掛けている。
県が奄美群島の各島でコース設定を行った「世界自然遺産 奄美トレイル」の知名度アップを目的に、県、奄美市住用総合支所、ガイドを提供するNPO法人すみようヤムラランドが共催。
奄美トレイルとは、奄美の自然や文化に触れながら歩く道。住用町では観光客にも人気の「フナンギョの滝」やマングローブ、世界最大級のマメ科の植物「モダマ」などを見て歩く4ルートを設定している。
スタンプ帳は同町摺勝の観光交流施設「三太郎の里」のほか、奄美空港など市内各地で配布。期間中、トレイルコースの3地点に設置されたスタンプとガイドツアー参加認定スタンプの計四つを集めると、三太郎の里で「奄美トレイル住用エリア体験証書」とオリジナルトートバッグなどをもらえる。
参加する場合は1週間前までにガイドの申し込みが必要。ガイド料は1人あたり半日3千円程度。すみようヤムラランドの古薗孝太事務局長(26)は「参加者の興味や体力に合わせたコースを紹介するので、気軽に問い合わせてほしい」と話した。
問い合わせは電話0997(69)5081NPO法人すみようヤムラランド事務局(午前9時~午後7時)。