奄美市名瀬で「鹿児島の食とデザイン」セミナー
2018年11月21日
地域
県産品の付加価値向上を目指す県主催のセミナー「鹿児島の食とデザイン2018」の奄美セミナーが20日、奄美市名瀬の県大島支庁であった。講師を務めたデザイン会社の代表らは、地域の魅力や特色を引き出して伝えることの大切さや、デザイン開発の課題解決法をアドバイスした。
セミナーには奄美大島内の観光関係の事業所から11人が参加。地域デザイン研究所(広島市)の納島正弘代表取締役が「島で生まれた食のデザイン」、アビコムデザイン合同会社(奄美市)の迫田真吾代表社員が「デザイン3大課題の解決法」のタイトルでそれぞれ講話した。
納島さんは広島で取り組んだデザイン開発や地域おこしの事例を紹介した上で、「奄美大島の本当のらしさとは何か。ポテンシャルはすごくあるので、そこを突き詰めて魅力あるデザインを作ってほしい」と語った。
迫田さんは、デザイン開発に関する資金や人材、ノウハウなどの諸課題の解決法を自らの体験などを交えて紹介した。