奄美看護福祉専門学校調理師養成学科で感謝の集い

2018年02月13日

地域

感謝の気持ちを込めて保護者らに料理を提供した学生たち(右)=9日、奄美看護福祉専門学校

感謝の気持ちを込めて保護者らに料理を提供した学生たち(右)=9日、奄美看護福祉専門学校

  奄美市名瀬の奄美看護福祉専門学校(向井奉文校長)で9日、調理師養成学科11人による「感謝の集い」があった。学生たちが1年間の学習成果を料理で発表。和洋中、ケーキなど35品を用意し保護者など約80人をもてなした。

 

 同学科は1年課程。「集い」は学校生活を締めくくる恒例行事。学生たちは1カ月前からメニューを決め、食材の仕入れから調理まで準備を重ねてきた。

 

 この日は揚げ物やパスタなどの定番メニューに加え、郷土料理をアレンジした「鶏飯あんかけチャーハン」も用意。和食専任の戸村昇講師(78)によるキハダマグロの解体ショーもあった。

 

 母や妹、祖母を招待した下町夏海さん(19)は「一度に多くの量を作るのは大変だったけど、お母さんたちの喜ぶ顔が見られてよかった」と笑顔を見せた。息子の料理を食べた森山郁也さんは「普段から家でよく料理を作ってくれている。この1年でさらに腕が上がった」と話していた。