奄美空港に門松 奄美市笠利町
2018年12月27日
地域
奄美市笠利町の奄美空港の玄関に26日、色鮮やかな門松がお目見えした。一足早い正月飾りに、足を止めて写真を撮る利用客の姿も見られた。
設置したのは龍郷町の障がい者支援施設ワークセンター奄美(竪山ミサコ施設長)と多機能型支援事業所ジョイワーク奄美(同)。奄美空港の門松は2001年から両施設が担当している。
この日は職員と利用者合わせて8人が竹や杉の葉、葉ボタンなどの植物に加え、扇やしめ縄で飾り付けた。ワークセンター利用者の富山順次さん(53)は「空港の門松を飾るのは初めて。立派な門松ができた」と満足そうに話した。
奄美空港ターミナルビル㈱の幸進也社長は「門松があると正月らしくなる。空港利用者には季節を感じてもらい、気持ちよく新年を迎えてほしい」と語っていた。
両施設は28日までに、奄美大島内の68事業所に門松を設置する予定だ。