奄美4市町で26人 新型コロナ 県内感染、初の500人超 死者2人、累計68人に

2022年01月26日

地域

 県と鹿児島市は25日、新たに526人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。23日の407人を上回り、過去最多を更新。初めて500人を超えた。このうち奄美群島在住者は4市町で計26人。県と同市は同日、感染者2人の死亡を発表した。

 

奄美群島の新規感染者は奄美市が10歳未満から90歳以上の男女18人、龍郷町が10代から60代までの男女4人、徳之島町が10歳未満と10代の男女3人、瀬戸内町が10歳未満の男性1人。

 

他の自治体の感染者は鹿児島市246人、霧島市79人、鹿屋市46人、姶良市40人、薩摩川内市16人、志布志市9人、曽於市8人、出水市、日置市、いちき串木野市各7人、指宿市と肝付町各6人、南さつま市と伊佐市各4人、南九州市と大崎町各3人、枕崎市、阿久根市、垂水市、さつま町各1人。県外は4人だった。

 

また県は同日、21日と22日の感染者発表に重複があったとして、感染者数を1人削除。累計は1万3263人となった。

 

24日現在、医療機関に217人が入院し、568人が宿泊施設に入所、自宅待機者は1483人。酸素投与が必要な中等症者は15人。県内でコロナ感染による死者の発表は昨年10月25日以来で、累計68人となった。