就労支援を強化 瀬戸内町の相談支援包括化推進会議
2019年01月30日
地域
チームせとうち〝我が事・丸ごと〟支え愛事業の「相談支援包括化推進会議」に29日、新たにしごと部会が設置され、町役場会議室で初回会合が開かれた。当初からの課題だった就労支援を強化するため、福祉、商工分野の団体・事業所、学校などが連携。就労希望者一人一人の状況に応じた就労機会の創出と、町内の働き手が不足する業種・事業所の人材確保を推進する。
事業は多分野多機関の連携・協働による総合的な相談支援体制の構築が目的。しごと部会は相談支援部会、住まい部会に続く部会で▽求人求職情報の集約、提供▽多様な就労、就労訓練機会の提供▽就労準備を含むきめ細かな就労支援―などに取り組む。
この日の会合では、各関係団体、機関、高校が町内事業所の人材確保、新卒者の就労、就労支援の状況などをそれぞれ説明した。
午後からは町きゅら島交流館に会場を移して「就労支援セミナー」を開き、約80人が参加した。A(ダッシュ)ワーク創造館(大阪地域職業訓練センター)就労支援室長の西岡正次氏を講師にグループワークを実施。思うような就労が実現できていない求職準備者に対する「就労体験等プログラムシート」づくりについて学んだ。