島口劇や体験談発表/伊仙町「島口使う日」
2018年02月26日
地域
島口(方言)の保存と伝承への取り組み推進を目的としたイベント「島口使う日」(しまぐちつこわーデー)が25日、伊仙町ほーらい館であった。9組の団体・個人が島口劇や体験談を島口で伝える「島口がたり」などを披露し、地域に残すべき文化としての島口の大切さをアピールした。
大島地区文化協会連絡協議会が定めた「方言の日」(2月18日)に関連して、町文化協会が毎年実施している恒例行事。開会あいさつや司会進行も島口で行われた。
プログラムは2部構成。第1部は小島集落の屋重成さん(70)が、子どもが近づいてはいけない場所を伝える創作話や、本土で島口を初めて使った時の体験談などを島口で語った。
第2部は阿権集落の島踊りや島口ラジオ体操、島口劇、漫談などがあり、会場は大きな笑い声で包まれた。