春の〝龍眼〟出現 龍郷町円
2019年03月15日
地域
龍郷町円で春秋の風物詩になっている「トンネル夕日」が13日出現した。かがんばなトンネル(全長29㍍)越しに沈む夕日のショーは圧巻。この日も多くの見物客が訪れ、楽しんでいた。
○…夕日のショーは午後6時すぎに始まった。太陽が赤くなり、トンネルの上に来ると、見物客から「来た、来た」との声が上がった。そしてトンネル内が赤くなり、夕日が通過していく様子を息をのんで見守った。
大阪から友人2人と来島した浅井和良さん(75)も撮影することができた。「インターネットで夕日のショーを見つけた。奄美大島は初めて。まるで宝くじに当たったような気持ち」と笑顔で話した。
夕日のショーは春分、秋分の日の前後、条件が整えば見ることができる。トンネル付近の地形から龍の目が輝いたようにも見えるため、〝龍眼〟とも呼ばれている。