洋ランなど見頃 名瀬小宿里の池田ガーデン
2021年04月04日
地域
奄美市名瀬小宿里集落の「池田らんガーデン」の洋ラン「デンドロビューム」などが見頃を迎えている。公開初日の3月31日には約30人が訪れるなど、見る人々を楽しませている。公開は4月15日まで。入場無料。
同ガーデンは池田厚さん(83)、正子さん(82)夫妻の自宅の庭。ランを育てて50年以上という2人は、先着で株分けと育て方のアドバイスも行っており、「これから奄美でランを育てていく人を広げていきたい。来てくれる人がいて元気の源になっている」とうれしそうに話した。
ソテツの木に巻き付かせたピンク色の花が庭いっぱいに咲き誇り、来訪者からは「(花の中心がハート形になっていて)癒やされる」「ソテツがドレスを着けているみたい」と好評。庭には他にもアマリリス、シンビジウムなど赤や白、オレンジ色の花々が春の訪れを感じさせる。