町民が芝張りボランティア フローラルパーク再整備 知名町
2020年01月25日
地域
【沖永良部総局】本年度、知名町が再整備を進めている同町知名のフローラルパークで24日、拡張する多目的運動場の芝張りのボランティアが行われた。同町グラウンドゴルフ協会の会員ら住民約80人が協力し、整地した約1200平方メートルに芝を張った。同所は養生期間を経て4~5月頃、開放される予定。
同パークの再整備は町民の健康増進や多世代交流の拠点としての機能強化が目的。2961平方メートルだった芝コートを、西側と南側に広げて現在の約3倍に拡張する計画。また土コートにはサッカーゴール、バスケットゴールなどを設ける。
この日、芝を張ったのは南側の区画。休憩をはさみ、1時間ほどで作業を終えた。
参加した今井力夫町長は「『町づくりは役場が全部やる』といった時代ではない。今回のように一緒にできるものは町民の皆さんにも協力してもらうことで、自分たちの公園を大事にする気持ちや、町づくりに対する思いを深めてもらえたら」などと語った。
町グラウンドゴルフ協会の淵邊精四郎会長(78)は「芝のコートが広がって、より一層大会などが盛り上がる。皆さんとここで伸び伸びとプレーするのが楽しみ。ゴミ拾いや草取りなどもし、町民みんなで大切に利用していけたら」と話した。