県内感染288人、奄美19人 新型コロナ 本土でクラスター6例
2022年01月22日
地域
県と鹿児島市は21日、新たに288人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。このうち奄美群島在住者は奄美市17人、龍郷町2人。1日の感染者数が200人を超えたのは4日連続で、感染の拡大傾向が続いている。また同日、霧島市の児童施設や、いちき串木野市の学校の部活動など県本土で6例のクラスター(感染者集団)が確認された。県の病床使用率は20日時点で、31・2%となった。
奄美群島の新規感染者は、奄美市が10歳未満から80代までの男女17人、龍郷町が30代女性と40代男性の2人。年代別では、10歳未満1人、10代3人、20代2人、30代3人、40代1人、50代と60代が各3人、70代2人、80代1人。
他の自治体の新規感染者数は鹿児島市160人、霧島市30人、薩摩川内市11人、鹿屋市9人、いちき串木野市と指宿市が各7人、姶良市6人、出水市と日置市、南さつま市、志布志市、伊佐市が各5人、さつま町4人、枕崎市と曽於市が各3人、南九州市1人。県外は3人となっている。
感染者の累計は1万1687人。20日現在、医療機関に177人が入院し、570人が宿泊施設に入所、自宅待機は700人。重症者はなく、酸素投与が必要な中等症者は11人。
県本土で確認されたクラスターは、霧島市の児童施設(15人)と飲食店(7人)、いちき串木野市の部活動(11人)、日置市の高齢者施設(7人)、南さつま市の学校(6人)、薩摩川内市の事業所(11人)。6例中、4例がマスクの着用が不十分だったという。