空家をゲストハウスに再生/伊仙町
2014年11月12日
地域
伊仙町が空き家を改装したゲストハウス(簡易宿泊施設)「あむとぅ」が11日、同町検福にオープンした。島の暮らしを体験してもらい島外からの移住者を呼び込もうと、国の補助事業を活用した同町で初の試み。現地でオープンセレモニーがあり、地元関係者ら約60人が出席した。
空き家の改修は町が国の過疎集落等自立再生対策事業で実施。町内2棟の改修モデルハウスを整備し、うち1棟をゲストハウスとしてオープンさせた。2014年度までの2年間の総事業費は2千万円。
「あむとぅ」は木造平屋建ての5LDKで延べ床面積は82・57平方㍍。築年数はおよそ40年。これまで10年間空き家になっていた。キッチンやトイレ、風呂などの水回りを改修し、家電や調理器具などの備品をそろえた。利用料金は1泊1棟6千円(5人まで)。6人以上の利用は1人につき1千円。