舟こぎ熱く、花火鮮やか 龍郷町で3年ぶり「ふるさと祭」
2022年07月25日
地域

3年ぶりに開催された龍郷ふるさと祭で、熱い戦いを繰り広げた舟こぎ競争=24日、龍郷町瀬留
第30回龍郷ふるさと祭(同祭協賛会主催)が24日、龍郷町瀬留の玉里漁港であった。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催。日中は舟こぎ競争で大人も子どもも熱い戦いを繰り広げた。夜は花火が夜の龍郷湾を鮮やかに彩り、夏の風景を演出した。
今年は感染拡大防止の観点から、前回まで例年実施していたステージイベント、八月踊りを中止。舟こぎ競争も昼休憩を挟まず午前開催とした。協賛会長の竹田泰典町長は「コロナ下にできる内容や方法を模索した。町民の笑顔も見ることができて良かった」と語った。
舟こぎ競争は男子29、女子13、小学生6チームが参加。各部門予選のタイム上位4チームが決勝で覇を競った。強い日差しが降り注ぐ中、参加者は息を合わせたかいさばきで水しぶきを上げ、岸壁では観衆がチヂン(太鼓)などをたたき鳴らして声援を送った。
花火は午後8時ごろから20分ほど、約1300発が夜空に打ち上がった。龍郷湾を囲む岸壁には多くの人が繰り出し、夏らしい雰囲気を楽しんでいた。
舟こぎ競争の結果は次の通り。
▽男子 ①戸口行盛会②荒波會③グリーンヒル手広海賊団④丸大産業▽女子 ①マヒマヒ②アマミアンヒパヒパ③玉里きょらむん④M・A・パドラーズ▽小学生 ①Enjoy戸口②ドラゴンシップ③円子ども会④スポカル秋名っ子クラブ