闘牛楽しみ来期へ英気=徳之島きびまつり
2018年04月23日
地域
製糖シーズンが終了した徳之島で22日、「徳之島きびまつり」(徳之島三町ハーベスターイベント実行委員会主催)があった。会場の伊仙町なくさみ館には大勢の島民が詰め掛け、闘牛や演芸ステージを楽しみ来期への英気を養った。観光客の姿も見られた。
2016年に始まり3回目。徳之島の中高生らでつくる「結シアター手舞」の演舞がオープニングを飾った。主催者代表で大竹勝人実行委員長が品質取引移行後最低を更新した買い入れ糖度など製糖実績を報告し、「今期は厳しい年になったが、今日は祭りを楽しもう。明日から株出し管理や春植えに励み、来期につなげてほしい」と呼び掛けた。
まつりは3部構成。闘牛大会は全5番。結びの取組では「きび運ぶ起運送号」と「富強力」が熱戦を展開し、きび運ぶ起運送号が1分9秒で勝利した。
続く演芸ステージは徳之島出身の唄者永田心花(このか)さんやシンガーソングライター安田竜馬さんらが島唄と歌謡ショーで観衆を魅了した。最後に豪華景品が当たる抽選会があった。