陸自警備部隊歓迎会 奄美市
2019年03月30日
地域
26日に発足した陸上自衛隊奄美警備隊を歓迎しようと、隊友会奄美支部などからなる防衛協力5団体は29日、奄美市名瀬の集宴会場で隊員らを招いた歓迎懇親会を開いた。奄美駐屯地と瀬戸内分屯地の隊員や地元の商工会関係者ら約220人が参加した。
冒頭、参加者は国旗に向かい国歌を斉唱。隊友会奄美支部の叶秀光支部長は「隊員が来るのを首を長くして待っていた」と歓迎。奄美市の朝山毅市長は「地元の皆さんと交流してもらい、奄美に活力を注入してもらいたい」と話した。
吉田圭秀第8師団長(陸将)は「隊員560人の中に65人の奄美出身者がいる。皆、ふるさとを守りたいという心で勤務している。部隊に来てもらってよかったと言ってもらえるよう精進させる」とあいさつ。平田浩二奄美警備隊長(1等陸佐)は「地元の一員になった。地域のみなさまから信頼されるよう勤務していく。必ず奄美大島を守り抜く」と語った。