食中毒に注意を! 名瀬で街頭キャンペーン 奄美地区食品衛生協

2024年08月09日

地域

通行人にグッズを配り、食中毒予防を呼び掛ける奄美地区食品衛生協の会員(左)=8日、奄美市名瀬

奄美地区食品衛生協会(新納誠人会長)は8日、奄美市の名瀬中央通りアーケードで食中毒予防を呼び掛ける街頭キャンペーンを行った。同協会員ら8人が参加し、「菌を付けない、増やさない、やっつける」の食中毒予防3原則などを記した啓発用のリーフレットやグッズを配布した。

 

同協会は名瀬保健所管内(奄美大島、喜界島)の飲食店など約1500の食品関連事業者で構成。毎年、夏と冬に街頭キャンペーンを行っている。

 

リーフレットでは、予防のポイントとして①食品購入時、肉と魚はそれぞれ分けて包む②調理や食事の前に手を洗う③台所は清潔に保つ④調理時は十分に加熱する―ことなどを呼び掛けている。

 

新納会長(69)は「暑い日が続いており、食中毒発生のリスクも高まっている。本来は楽しいはずの夏休みシーズンを台無しにしないためにも、食中毒予防を普段から心掛けてほしい」と話した。