鹿児島奄美会、おはら祭に参加 100年の節目、盛り上がる
2018年11月04日
芸能・文化
秋の鹿児島を彩る「第67回おはら祭」(同祭振興会主催)は2、3の両日、鹿児島市の天文館一帯で催された。2日間合わせて国内外から2万人以上が参加。毎年初日の夜まつりに参加している鹿児島奄美会(嘉味田洋祐会長)は創立100年の節目とあり、例年以上の盛り上がりを見せた。
鹿児島奄美会は11の郷友会から約180人が参加した。赤い法被に身を包み、奄美の六調が由来になったとも言われる「鹿児島ハンヤ節」「おはら節」に乗って軽快に踊った。
最後は三味線が入り、恒例の六調が始まると熱気は最高潮に達した。15年間参加している知名町出身の文城テツ子さん(78)は「踊りは健康のバロメーター。懐かしい顔に会えるのも楽しい」と笑顔を見せた。