鹿児島県人世界大会参加の出身者を東京で歓迎

2018年11月02日

地域

住姫乃さんと平田まりなさんの「ワイド節」で盛り上がる会場=10月31日、東京都千代田区

住姫乃さんと平田まりなさんの「ワイド節」で盛り上がる会場=10月31日、東京都千代田区

 東京都内で10月31日、「鹿児島県人世界大会・東京ウエルカムイベント」があった。

11月1~2日に鹿児島市で開催される「鹿児島県人世界大会」に参加するため東京経由で帰国した県出身者ら108人を盛大に歓迎した。

 

 イベントは公益社団法人三州倶楽部、関東鹿児島県人連合会、欣交会、鹿児島県、鹿児島市が主催。帰国者の居住地はブラジル、ペルー、英国、米国、インドの5カ国。奄美出身者は

26人(奄美大島20人=うち宇検村17人、徳之島4人、与論島2人)。

 

 一行は皇居参観、浅草での昼食会を経て、千代田区霞ヶ関の集宴会施設での歓迎レセプションに参加した。関東在住の県出身者約270人、三反園訓知事と伊集院幼県町村会会長(大和村長)も出席。奄美出身の住姫乃さんと平田まりなさんはステージで島唄を披露した。

 

 宇検村湯湾出身の文岡賀津子さんはブラジルに移住して約60年。今回は息子2人と帰国した。「帰国するたび、古里に帰るたびに皆さんが温かく迎えてくださる。気持ちが熱くなります。今年は明治維新150年。このようなイベントを開いてくださった皆さまに感謝したい」と語った。

 

 鹿児島市での県人世界大会式典は2日。3日には同市で奄美群島出身者交流会、5日には宇検村での交流会が計画されている。