14日まで一部施設を休館 奄美市コロナ対策本部
2020年12月04日
地域
奄美市内での新たな新型コロナウイルス感染確認を受けて、市新型コロナ対策本部(本部長・朝山毅市長)は3日、市役所で会合を開いた。入浴施設などの一部公共施設を14日まで休館・休業するほか、健康教室やコロナ対策助成事業説明会などの主催行事を当面、中止・延期することを決めた。
対象施設は▽名瀬地区が老人福祉会館の入浴施設、AiAiひろばの1階休憩スペース(5日から)、タラソ奄美の竜宮(同)▽住用地区が奄美体験交流館の浴場、マングローブパークのグラウンド・ゴルフ場▽笠利地区がふれ愛の郷。
行事関係では6日の新型コロナ対策助成事業説明会やすきすき紬デーが延期、16日の生涯学習講座健寿大学「あませんクリスマスステージ」の中止などが決まった。
朝山市長は「感染拡大防止の取り組み強化が必要と判断し、施設の閉館や利用制限、主催行事の開催延期などを行うことにした。利用者には不便を掛けることもあるが、理解と協力をお願いしたい」とコメントした。
最新の情報は市ホームページで随時更新する。
3日現在の奄美大島新型コロナ警戒レベルは、5段階中、2番目に高いレベル4。自分を守る行動や周りへの配慮など、感染防止対策のさらなる徹底を呼び掛けている。