6次産業化で地域活性化/ファッションショーも、徳之島高校
2018年01月27日
地域
県立徳之島高校総合学科の学習発表会が26日、徳之島町文化会館であった。同学科の1~3年生67人が1年間の学習成果を披露。徳之島産の果実や農産物を使った加工品などの商品開発報告もあり、6次産業化による地域活性化への意欲を示した。
会館ホールであった発表会では、1年生が将来の夢などを紹介するライフプラン、2年生は3系列に分かれている同学科の学習内容について発表した。3年生の課題研究報告では、島バナナやシマアザミなど地場産品を使った商品開発や世界自然遺産登録に向けて島内の観光名所を収めた動画制作などについて紹介した。
このほか、生活科学系列の3年生はパッションフルーツを使ったドレッシング、ドラゴンフルーツを染色の原料としたミサンガなど商品開発の取り組みを発表。同系列の生徒らが製作した洋服や浴衣などを披露するファッションショーもあり、会場から大きな拍手が送られた。
発表会に先立ち、会場入り口では生徒らが栽培した野菜やパン、手作りの小物などを販売する「徳高ストア」を開店。絵画や書道などの作品展示もあり、大勢の保護者が訪れた。